治療の流れ
治療期間はなるべく短く。平均1年6ヶ月の治療期間を実現します
痛みの少ない矯正器具を使っていても、何年も矯正治療中でいることは、患者さまにとって大きな精神的負担になることでしょう。
当院では、できるだけ治療期間を短くするために、2~3週間に1度通院していただき、歯にかける力を細かく調整しながら、歯を動かしていく治療をしています。
治療は、お待ちいただくことがないよう完全予約制となっています。
当院の場合、治療期間は平均1年~1年半(保定期間を除く)とお考えください。(治療の難易度、歯の動き方の個人差によっても変化します。)
2~3年かかるのが平均的であった以前の治療にくらべると、技術の進歩により短い期間での治療が実現可能となりました。
初診相談(無料)
患者さまのお悩み・ご希望をうかがい、専門的な立場からご相談させていただきます。
また、現在患者さまができうる矯正治療にはどんなものがあるのか、矯正治療のメリット・デメリット、当院の矯正治療についてもざっくばらんにお話いたします。
精密検査
詳しい問診・診査を行った後、顔・口の中の写真とレントゲンを撮影します。
その後、口の中の模型を製作するための型とりを行います。
診断
精密検査で得られたデータや資料をもとに、患者さまのご希望を考慮した治療計画をたて、方法・期間・費用について、患者さまと話し合いを行います。
治療(平均1年~1年半)
治療計画にもとづき、矯正装置を装着して治療開始です。
通院のペースは成人では2~3週間に一度、子供の場合は4~8週間に一度になります。
治療後のメンテナンス(保定)
歯を動かす装置による治療が終了したあとは、後戻りを防止するための保定期間となり、定期的に健診を行います。
保定装置には様々なタイプがありますが、各患者さまに最も適した装置を選択します。
通院のペースは3か月~6か月に一度、約2年程度が必要です。
かみあわせの安定のために、保定期間中もきちんと定期健診を受けることが大切です。
保定期間も矯正治療の大事な一部だとお考えください。
歯科治療中のお願い
矯正治療中、患者さまにご協力をお願いする項目がいくつかあります。
・顎間ゴムの使用について
ワイヤーによる力の補助的役割をします。使用の有無により最終的な仕上がりが大きく変わる程の重要な役割をします。
・通院のペースについて
定期的にきちんと通院できない場合は予定された治療期間を大きく超えてしまうことがあります。
・予約時間の変更・キャンセルについて
当院は完全予約制のため、遅刻することにより必要な治療時間やカウンセリング時間が確保できなくなります。また次の約束の患者さんにもご迷惑をかけてしまいますので、都合の悪いときは、必ずご連絡ください。
・取り外し式装置の使用について
決められた頻度でご使用ください。これを誤ると効果が半減してしまいます。
・こまめな歯みがきについて
甘いものを食べた後や毎食後の歯みがきの習慣が大切です。矯正ワイヤーが装着されていても使用できるフロスも用意しております。
矯正治療は患者さまの協力があってはじめて成功するものです!
患者さまの努力に負けないように心して治療を行わせていただきます。