矯正装置の種類

    従来の歯科医院では、矯正装置の材質によって料金が変動するため、自分の体に合った装置ではなく、予算に合った装置選びを余儀なくされてきました。

    しかし、ご自分の歯の色、形、大きさ、かみあわせに最適な装置でなければ、「痛くなく、見た目がよく、リスクの少ない」矯正治療は行えません。

    そこで当院は、患者さまがご予算を気にすることなく、最良の装置で治療を行っていただけるよう、すべての装置を同一料金にて提供させていただきます。

     

    使用する矯正装置で費用が高くなることはありません

    straightening+001矯正治療を行うには、必ず歯に装置をつけなければいけません。
    多くの患者さまが矯正に踏み切れない要因は、「見た目の問題」と「治療中の痛み」だと思います。
    当院では、表側・裏側にかかわらず、この2つの悩みを少しでも解消できる装置選びにこだわっています。
    精神的負担がかからない、心地よい矯正治療を実感していただきたいと考えています。

     

    上下表側につける装置について

    歯の表側で矯正を行う場合は、目立たないことを第一に考えた装置(ブラケット)を使用しています。
    当院では、患者さまの歯の色、歯の形、口元の見え方などを考慮し、数種類のブラケットから患者さまに最も適したものを選択いたします。

    使用するブラケットによって、矯正治療費用が高くなることはありませんので、妥協することなく、ご自分に合った装置をお選びいただけます。

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    また、審美的には劣りますが、ブラケットとワイヤーの摩擦を軽減させ、治療期間と治療中の痛みが若干弱くなると言われている「セルフライゲーティングブラケット」を選択することも可能です。

    従来のシルバー色のワイヤーでは、どんなにきれいなブラケットを用いても歯の表面のワイヤーが目立ってしまうことが欠点でしたが、当院では基本的に、ワイヤーの表面がホワイトにコーティングされた、エステティックワイヤーを使用しています。
    その結果、表側の矯正でも驚くほど目立たない治療が可能になりました。

    ホワイトコーティングしてあるだけなので、強くひっかいたりすると剥がれてしまいますが、剥がれてきた頃には新しいワイヤーに取り換えますのでご安心ください。

    【料金】
    800,000円(通常の場合)
    880,000円(難症例の場合)

    上下裏側につける装置について

    リンガルブラケット矯正装置の種類

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    表側からのブラケットがどうしても気になる場合は、歯の裏側にブラケットを装着して治療を行うことができます。
    裏側矯正は以前、装着当初は話にくい、舌が装置にあたって痛い、歯みがきがしにくいなどのトラブルが起きることがありました。

    しかし、最近では新しい裏側用ブラケットの開発により、大きな違和感なく治療を受けていただくことができます。
    症例の難易度によって、裏側からだけの治療が困難な場合がありますが、一時的に表側のブラケットやマウスピースなどを使うことで、ほとんどの症例において治療可能です。

    当院では、裏側のブラケットに「リンガルブラケット矯正装置 (インコグニト)」を採用しています。
    これは、いかに装置を小さく薄くするかが良く考えられた、画期的な装置です。
    下の写真をみていただくと、「歯の裏側がほとんど装置で、どこが小さいの?」と思われるでしょう。
    しかし、装置の出っ張りが少なく角が丸いので、世に出回っている裏側からの装置の中では、最も違和感が少なく優れた装置だといえます。

    開発者がドイツ人だからでしょうか、細かいところがしっかりしていることも良い点ですね。
    金で出来ているので、一般的なステンレスの装置と比べると柔らかくて薄いのが特徴です。
    また、角がすべて丸いため舌が当たるときの感触がよく。発音にもほぼ影響がありません。
    さらに金属アレルギーの患者さまにも大変有効です。

    また、比較的簡単な治療にはリンガルブラケット矯正装置 (2Dリンガルブラケット)を使用しています。この装置は裏側のセルフライゲーティングブラケットなので歯の動きが速いことが特徴です。

    もちろん装置が勝手に治療してくれるわけではないのですが、装置が進歩すればそれだけ治療効果が上がることは間違いありません。
    実際の装置の模型もありますので、ご希望のかたは触ってみてください。

    ただし、表側の装置より費用は高くなりますので、ご考慮のうえお選びいただきといと思います。
    【料金】
    1,200,000円(通常の場合)
    1,280,000円(難症例の場合)

     

    上が裏側、下が表側と上下で違う装置の場合について

    費用と審美性どちらも重視される方には、上下で違う装置をつけることも可能です。

    ブラケット装置が見えてしまう上あごには裏側から装置をつけ、下あごは表側から治療を行います。
    この治療方法は上下裏側から治療を行う場合に比べて、治療費の総額を抑えることが出来ます。
    下あごは目立たないブラケットを用い、ホワイトワイヤーを使用しますので、審美的にも満足していただけると思います。

    【料金】
    1,000,000円(通常の場合) 
    1,080,000円(難症例の場合)

     

    マウスピース型矯正 (歯科)装置(インビザライン・クリアアライナー)を使う場合

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    表裏を問わず、どうしてもブラケットを装着することに抵抗がある方には、透明なプラスチックで出来たマウスピース型矯正 (歯科)装置(インビザライン・クリアアライナー)を用いた治療も可能です。

    マウスピース型矯正 (歯科)装置(インビザライン・クリアアライナー)の、どちらの装置にも利点・欠点があります。どちらの装置が適しているかは、かみあわせの程度と治療の難易度のより検査・診断後に決定いたします。

    ただし、抜歯により大きく歯を移動させる必要がある方、骨格的に問題がある方にはマウスピース型矯正 (歯科)装置(インビザライン・クリアアライナー)のみで矯正治療を行うのは困難な場合があります。

    また、予測通りに歯が動かないこともあり、治療期間が長くなりがちです。このような場合は、ブラケットを使用した治療との併用を提案することがございます。

    【料金】
    800,000円(通常の場合)
    880,000円(難症例の場合)

    部分矯正を行う場合

    全体のかみあわせは問題ないものの、部分的にどうしても気になるところがある方には、部分的な矯正治療を行うこともできます。
    表側・裏側、ブラケット・マウスピースなど患者さまのご希望をうかがった上で治療を開始いたします。
    ご自分の治療が部分矯正で治療可能かどうかは、患者さまが気にされている部分と全体のかみ合わせの関係によります。詳しくは当院までお問い合わせください。

    【料金】
    全体矯正の50%以下になります。
    かみあわせの状態と、治されたい箇所により異なりますので御相談下さい。

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